あけましておめでとうございます。アイフラッグ基盤担当のTTです。
新年最初の更新は、Firefoxの便利な小ネタです。
ご存知の方も多いでしょうが、Windows版のFirefoxでプロファイルを切り替えて利用する方法について紹介します。
私は以下の方法で、「通常利用」、「Web開発(デバッグ)用」、「Selenium用」、「プラグインなし」のFirefoxを閉じることなく切り替えて利用しています。
まず、新しいプロファイルを作成します。
- プロファイルマネージャの起動
"%PROGRAMFILES%\Mozilla Firefox\firefox.exe" -no-remote -P
※ デフォルトの導入パスの場合です。導入したフォルダに置き換えてください。
- 「新しいプロファイルを作成(C)」をクリック

- 「次へ」

- プロファイル名を入力して「完了」

- 新しいプロファイルが出来ていることを確認して「終了」

これで新しいプロファイルができました。
新しいプロファイルを利用するには、プロファイル名を指定してFirefoxを起動します。ショートカットを作成しておけば、簡単に起動できます。
"%PROGRAMFILES%\Mozilla Firefox\firefox.exe" -no-remote -P test
※ オプションの「-no-remote」をつけないと既に起動しているFirefoxプロセスの別Windowsが開くだけで、新しいプロファイルのプロセスは起動しません。
※2 「-no-remote」をつけて2回起動すると、次の警告画面が出て二重起動は行いません。

新しいウィンドウは、メニューから「ファイル(F)」⇒「新しいウィンドウ(N)」か、「CTRL-N」で開いてください。
※3 ショートカットの例
プロファイルとリンクを用意すれば、同時に複数のFirefoxプロセスを立ち上げることができます。
この方法の利点は、デバッグ中のFirefoxがハングアップして強制終了しても通常利用中のFirefoxには影響がないことです。
このままではどのプロファイルから起動したウィンドウか判別が出来ないので、プロファイルごとにテーマを変えておくのがよいと思います。以下の例のようになります。
以上、小ネタでした。
2014-01-07 20:46:43
Firefox
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