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アイフラッグ基盤担当のTTです。 そろそろネタが無くなって終了しそうなmod_pagespeedの不定期連載記事ですが、お付き合いくださってありがとうございます。
今回はURLパラメータを利用した実験について、説明いたします。今までの説明でも何度か利用していますのでお気づきの方もいらっしゃると思いますが、mod_pagespeedはURLパラメータを変えることで実験できます。この機能は非常に便利で、ModPagespeedを利用していて問題があったときなどに重宝します。
表示の乱れや、Javascript、CSSの問題などがmod_pagespeedに起因するものか判別したいときに、一時的に無効にしたいことがあります。このときにはURLパラメータにModPagepseed=offを渡すことで一時的に無効にできます。 https://iflaglabs.jp/mod_pagespeed_sample01.html?ModPagespeed=off
大抵の場合はこれで十分ですが、リダイレクトやフレームを利用している場合にはURLパラメータでは対応できないことがあります。その場合には、リクエストヘッダにModPagespeed: offをつけることで無効にできます。 参考までにリクエストヘッダの変更に私は、Firefoxのプラグイン「Modify Headers」を利用しました。
これはURLパラメータにModPagespeedFilters=利用するフィルタ,…と記述します。 次の例はrewrite_javascriptとrewrite_imagesだけを有効にしています。JavaScriptとイメージが書き換わっていて、CSSが書き換わっていないことを確認指定ください。
https://iflaglabs.jp/mod_pagespeed_sample01.html?ModPagespeedFilters=rewrite_javascript,rewrite_images
現在の設定から特定のフィルタだけを有効・無効にしたい場合に、上記の指定では大量のフィルタを全て記述しないといけません。この要求には、フィルタ名の前にプラス記号(+)かマイナス記号(-)をつけることで実現できます。 次の例は、第四回で使用したフィルタTRIM_URLSを無効にするものです。 https://iflaglabs.jp/mod_pagespeed_sample02.html?ModPagespeedFilters=-trim_urls
この他にもModPagespeedCssFlattenMaxBytesなどの設定値を変更できたりします。 またベータ版になりますが1.2.24.1からは、ModPagespeedForbidFiltersで有効化することが出来ないフィルタを定義できたりModPagespeedForbidAllDisabledFiltersで無効化したフィルタを有効化できなくすることが出来ます。 が、リンクを記載しますので詳しくは本家の説明を参照してください。 http://developers.google.com/speed/docs/mod_pagespeed/experiment?hl=ja
2013-03-18 19:59:39
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