mod_pagespeed事始 その7 - 携帯用にconvert_meta_tagsを無効にする
mod_pagespeed事始 その7 - 携帯用にconvert_meta_tagsを無効にする
一週間のご無沙汰でした。アイフラッグ基盤担当のTTです。
今回のmod_pagespeed の不定期連載は、携帯電話への対応についてです。
携帯ページでは、XHTMLを利用している場合があります。XHTMLとして定義しているのに、HTMLの文法で記述しているというミスをした経験があるかもしれません。
通常、このような場合はXHMLの文法エラーとしてブラウザで表示できずに気がつきますが、HTTPのレスポンスで「Contet-type: text/html 」と返すとブラウザではHTMLとして扱い表示できます。
ただし、このようなケースでmod_pagespeed を有効にすると、XHTMLのパースエラーが発生します。
こちらの間違ったXHTML を見てください。
ソース表示
<br> タグが閉じられていません。HTMLでは正しいのですが、XHTMLとして記述するなら<br/> ですね。
パースエラーにならないのは、拡張子がhtmlになっているために、「Content-Type: text/html 」で返ってきているためです。
ここで、フィルタ「convert_meta_tags 」を有効にするとHTTPのレスポンスが「Content-Type: application/xhtml+xml 」に変わります。こちらのエラー画面 を開くと次のようなエラーが発生するはずです。開発者ツールなどを利用して、HTTPのレスポンスヘッダがXHTMLになっていることも確認してください。
このフィルタ「convert_meta_tags 」はCoreFiltersで有効となるフィルタなので、ユーザコンテンツが存在して互換性を重視する場合には無効にすることをお勧めします。この件は本家のFAQにも記載されていますので、ぜひご一読ください。
http://developers.google.com/speed/docs/mod_pagespeed/faq#meta_tags_and_xhtml
2013-03-25 17:53:43
mod_pagespeedのTips
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