トップページ» WindowsServer2012構築について
ここではWindowServer2012について作業内容などを記述したいと思います。
アイフラッググループの積年の課題である【ファイルサーバの容量圧迫問題】を
WindowServer2012を導入し解決したいと思います。
今回はWindowsServer2012をDCにする必要はなくファイルサーバとして使用するため
CALが不要で使用出来るWindowsStorageServer2012搭載のNASを導入することとなりました。
※CALは不要で多くのユーザが接続することが可能ですがサーバのスペック上
推奨される同時接続数は50くらいです。
WindowsServer2012とWindowsStorageServer2012とでは若干出来ることが異なりますので下記表にまとめました。
| |
DC |
DNS |
DHCP |
AD参加 |
ライセンス |
| WindowsServer2012 |
○ |
○ |
○ |
○ |
アクセスするクライアント分だけCALが必要 |
| WindowsStorageServer2012 |
× |
○ |
○ |
○ |
CAL不要 |
※今後はWindowsSorageServer2012のこともWindowsServer2012と記述したいと思います。
アイフラッグ担当:K
2013-07-02
WindowsServer2012にはいくつかの新機能があります。
その中でも一番魅力的な機能はファイル重複除去機能です。
この機能は他のフォルダに同じファイルがあったり、部分的に同じデータファイルがあったりした場合、
重複除去機能により使用容量を節約することが出来ます。
例えば、ファイルを更新する際、そのままそのファイルへ上書き保存するのではなく
更新用にコピーしたファイルで作業する場合、サーバやネットワーク機器の設定ファイルを
世代管理したりする場合など、ほとんど内容は同じファイルが複数出来てしまいます。
ファイルサーバを使う方はデータが無くなってしまうことを避けたいと思うことから
ファイルサーバ内のデータをファイルサーバ内にコピーしてしまうことが多くみられます。
一時的なコピーであればよいのですが、作業後もそのまま消さずにということはよくあります。
1週間様子見て使わなかったら削除とか思っているとそのまま消さずに。。。
そんな時、この重複除去機能により使用容量を節約することが出来ます。
ただし、この重複除去機能はサーバーに負荷がかかりますので、むやみにファイルサーバ内に
同じファイルをいくつも保存することは避け、不要なファイルは都度削除することが大切です。
※普段は低い優先順位で定期的に実施し、○時~○時の間は通常の優先度で実施する設定も可能です。
設定方法
1.「サーバマネージャー」→「ダッシュボード」より「役割と機能の追加」をクリックします。
2.ウイザードが起動します。
3.開始する前に画面。次へをクリックします。
4.インストールの種類画面。「役割ベースまたは機能ベースのインストール」を選択し次へをクリックします。
5.対象サーバの選択画面。インストールするサーバを選択し次へをクリックします。
6.「ファイルサービスおよび記憶域サービス」→「ファイルサービスおよびiSCSIサービス」→「データ重複除去」を選択し次へをクリックします。
7.機能画面。そのまま次へをクリックします。
8.確認画面。インストールをクリックします。
9.インストールさせたことを確認します。
10.「サーバマネージャー」→「ファイルサービスと記憶域」→「ボリューム」→対象のドライブを選択し、右クリックして「データ重複除去の構成」をクリックします。
11.データ重複除去を有効にするにチェックします。
12.次の期間を経過したファイルを重複除去の対象とする(日数)に設定したい日数を入力します。
13.データ重複除去から除外するファイルの拡張子の設定(未入力可能)します。
14.ボリューム内で重複除去を除外したいフォルダがある場合は「追加」から指定します。
15.重複除去スケジュールの設定をクリックします。
16.バックグランドの最適化を有効にする場合はチェックします。(低い優先順位で定期的に実行します。)
17.スループットの最適化を有効にする場合はチェックし日時を設定します。(設定した内容で通常優先度にて実行します。)
設定後は「サーバマネージャー」→「ファイルサービスと記憶域」→「ボリューム」にて重複除去率、重複除去による節約量が確認出来ます。
現在、古いファイルサーバからDFSレプリケーションを使用してデータのコピーを実施しているため
重複除去機能は無効状態にしております。
コピー完了後に実施しどれくらい容量が減るのかが楽しみです。
アイフラッグ担当:K
2013-07-05
NICのチーミング
NICをチーミングすることにより2つのNICを1つに見せてデータ通信することが可能になります。
2つのポートに負荷分散させて通信させる設定や、1つのポートをアクティブ、もう1つをスタンバイに設定し
アクティブ側に障害が起こった場合にスタンバイ側がアクティブになる設定があります。
WindowsServer2012ではファイル共有プロトコルがSMB3.0にバージョンアップされたことにより
通信のパフォーマンスも上がっております。
ファイルサーバとして運用したときに今まで以上の効果が得られることが期待できます。
アイフラッグ担当:K
2013-07-18
仮想ディスク
サーバに直接USB接続されているHDDやiSCSI接続されているHDDを仮想ディスクとして認識させることが出来ます。
認識させた複数のHDDを仮想ディスクとしてまとめることが出来、ひとつのドライブとして認識させることが可能です。
長期間使用していてローカルドライブの空き容量がなくなってきた場合、安価なUSB外付けHDDを2台購入し
WindowsServer2012に接続後、この外付けHDDを仮想ディスクとして認識させHDDを増設することが出来ます。
さらにRAID構成を設定することも可能ですので接続したHDD2台をRAID1(ミラーリング)に設定しておけば
万が一、片方のHDDが故障してもデータが無くなることは無いので安心です。
アイフラッグ担当:K
2013-07-23