【Googleスプレッドシート機能紹介】Google Apps Scriptを活用してGoogleフォームをさらに便利に利用する
アイフラッグ ユーザーサポート担当MAです。
フォームの基本機能を利用するだけでもかなり便利に利用することができますが、
Google Apps Scriptを活用するとさらに自由にカスタマイズできます。
※Google Apps Scriptは、Gmailやスプレッドシート、カレンダーなどのgoogleが提供するサービスを
統合的に処理できるサーバーサイドのスクリプト環境です。
本コンテンツでは、
スプレットシート+フォーム+GmailをGoogle Apps Scriptで連携させて、作業依頼フォームを作ってみます。
それでは、よろしくお願いいたします
2013-10-30
それでは早速、フォームに入力された内容が、担当部門にメールで送信されるようにしてみます。
① フォームの作成
こちらの記事を参考に、普通にフォームを作成します。
② Google Apps Scriptの編集
作成したフォームのスプレットシートを開き、
【ツール】→【スクリプトエディタ】をクリックします
※確認画面が表示されるので、空のプロジェクトを選択
1、プロジェクトに名前を付ける
無題プロジェクトと表示されている部分を編集します。
今回は、【作業依頼フォームメール送信】とします。
2、スクリプトを編集する
赤枠部分が、スクリプトの編集エリアです
まずは、MailApp.sendEmailを利用して、メールを送信してみます。
編集エリアに下記内容を記入して、保存(フロッピーのマーク)→実行(右三角ボタン)をします。
MailApp.sendEmail('メールアドレス', '件名', '本文');
※メールアドレスに送信先メールアドレスを入力します
対象のアドレスでメールが受信出来れば成功です。
続いて、フォームに入力が完了したらメールが送信されるように設定します。
プロジェクトのトリガーボタンをクリックします
最初は、何も設定されていないので、ウインドウに表示される【今すぐ追加する】をクリックします
イベントを下記内容に修正し保存します。
ここまで終われば、フォーム送信をすると、設定したアドレスにメールが送信されるようになります。
下記のように編集し、フォームに入力された内容もメールで受信できるようにしてみました。
アイフラッグ サポート担当:MA
2013-10-31
【Googleフォーム機能紹介 Google Apps Scriptの活用】回答結果に応じてメール送信先を変更する
続いて、フォームで入力された内容に応じて、メールの送信先を変更します。
前回は、
・顧客名
・依頼内容
・依頼者情報
上記項目が、フォームの入力項目でしたが、ここに依頼項目として
新規契約、更新依頼、解約とリストで選択項目を追加します。
こんな感じ
あとは、スクリプトエディタを起動し、下記のように分岐条件を追記してみました。
こうすることで、依頼項目で選択した項目に応じて送信先が変更されました
新規契約→メールアドレス1
更新依頼→メールアドレス2
解約→メールアドレス3
アイフラッグサポート担当:MA
2013-10-31
【Googleドライブ機能紹介】Googleスプレッドシート