アイフラッグ社内サポート担当のKNです。
アイフラッグでは、社内のグループウェアに「Google Apps for Business」 を導入しています。Google Appsは、利用する端末も場所も問わず使えるGoogle社が提供しているクラウド型のサービスです。私からは、GoogleAppsの基本的な使い方から、新機能等を色々紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
今回はGoogleAppsの機能の一つであるGoogleグループ(Google Groups for Business)の概要について記載したいと思います。数ある機能の中でGoogleグループを最初に紹介するのは、最近アップデートが行われ簡単かつスピーディーに情報共有が行えるツールになり、是非みなさんにも知っていただきたい機能だと思ったからです。
当社では社内SNSのようなナレッジの全体共有やディスカッションを行う場が欲しいという要望があり、社内システム担当SKさんが構築した「OpenPNE」と機能がアップデートされた「Googleグループ」のデモを行い、QA機能や、ベストアンサー機能を始めとしたメンバーからの評価を収集しやすい「Googleグループ」が採用されました。
本稿を投稿した時点での機能一覧は下記の通りです。
- メーリングリスト
- ディスカッション
- QA機能(ベストアンサー)
- 質問を投稿し、投稿された内容に対しメンバーが良い悪い等評価できる機能(Yahoo知恵袋や、OKWaveのような機能)
- 共同トレイ
- グループ内のメンバーで投稿された内容の担当割り当てを行い、進捗管理できる機能
次回から、Googleグループの作り方や、機能の詳細について紹介をして行きたいと思います。
尚、本コンテンツの全ての内容は、投稿当時の最新の情報になりますので、
ご了承いただきますようお願いいたします。
2013-03-08
アイフラッグ社内サポート担当のKNです。
今回はGoogleグループの作り方について記載したいと思います。
1.GoogleAppsへログインした状態でGoogleグループのトップページへアクセスし、「グループを作成」ボタンをクリックします。
2.グループ名、グループのメールアドレス、グループの説明を入力し、グループの主要言語とグループタイプをプルダウンメニューから選択します。
※グループタイプ「共同トレイ」以外の項目はグループ管理画面から変更することができます。

3.トピック(投稿)を表示できるメンバーと投稿できるメンバー、グループに参加できるメンバーを選択し、「作成」ボタンを押します。
※こちらもグループの設定画面から変更することができます。

これでグループを作成することができました。
次回は、グループのメンバー追加、権限設定を記載する予定です。
2013-03-11
かなり間が開いてしまい申し訳ございません。
今回はグループへのメンバー招待方法を紹介します。
メンバー招待の方法は大きく分けて2通りあります。
- メンバーを招待し、招待された人に承認してもらう方法
- メンバーを直接招待する方法
※1の方法は承認されるまでメンバーに追加されません。
今回はすぐに運用が可能な直接メンバーを追加する方法をご紹介します。
グループ作成直後の画面から「グループに他のユーザーを招待する」を選択します。

選択直後の画面では、招待メールを送り、招待された人に承認してもらう方法が選択されていますでので、
画面左のメニューから「メンバーを直接追加」を選択します。
画面右側が切り替わりますので、
招待するメンバーのメールアドレス入力欄にメールアドレスを入力し、
招待メッセージ欄に招待メールの本文に入るメッセージを入力します。

メール登録オプションは後で変更可能ですが、
招待するメンバーの役割によって変更すると良いと思います。
これでメンバーの追加が完了しました。
招待メールのサンプル画像はこちらです。

次回は、グループの設定について記載したいと思います。
2013-06-05
アイフラッグ社内サポート担当のKNです。
今回からGoogleグループの設定についての紹介に入りますが、
設定項目は多数あるため、確認しておいた方が良い項目をピックアップし
数回に分けてご紹介しますので、お付き合いよろしくお願いいたします。
今回ご紹介する項目は、グループへ投稿されたメッセージを
保留(管理)したり、スパムメールをどのように扱うか設定する項目です。
では、早速設定手順に入ります。
設定画面へは、設定したいグループへアクセスし、
画面右上にある「管理」をクリックすることでアクセスできます。
画面左側が切り替わりますので、
設定→管理の順にクリックします。
ここで設定できる項目は下記になります。
メッセージを管理
投稿されたメッセージの管理(投稿を一時保留にする)
拒否された投稿者の通知
一時保留にされたメッセージを拒否した時の投稿者に対する通知
スパムメッセージ
スパムフィルタの設定
1と2は設定しないでも大きな問題にはなりませんが、
3については初期設定が「管理キューに送信し、モデレーターに通知する」になっており、
Googleグループ上でスパムと判断されたメールはメンバーに配信されず一時保留とされてしまいます。
今回は、メールの見落としや対応漏れにつながりやすい
3のスパムメッセージのみ変更してみます。
スパムメッセージ欄のプルダウンメニューから
「管理キューをスキップしてグループに投稿」を選択します。
画面上部にある「保存」ボタンを選択します。
画面上部に小さく「グループ設定の変更を保存しました」と表示されたら設定完了です。
次回もよろしくお願いいたします。
アイフラッグ社内サポート担当:KN
2013-06-21
アイフラッグ社内サポート担当のKNです。
今回はグループの権限設定について紹介します。
グループの管理画面から
権限→基本的な権限の順にクリックします。
この画面で設定できる項目は下記になります。
- トピックを表示
- 投稿
- グループに参加
こちらの項目は特に設定変更しなくても問題ありませんが、
このままの状態では携帯やEメールサービス等の外部からメールが受信できない状態です。
携帯や外部のEメールサービス等とメールをやり取りする場合は、
投稿権限を「すべてのユーザー」へ変更してください。
ちなみに、アイフラッグではお客様や当社営業の携帯から
グループでメールをやり取りするケースが多いため、投稿権限を変更して活用しています。
次は、投稿されたメッセージの管理権限を紹介します。
アイフラッグ社内サポート担当:KN
2013-06-28
アイフラッグ社内サポート担当のKNです。
前回に続きグループの権限設定を紹介します。
グループの管理画面から
権限→投稿権限の順にクリックします。
この画面で設定できる項目は多いため、
案件管理する上で重要な項目をピックアップしました。
- トピックを割り当て
- 自由形式のタグを入力
- トピックに同意
- 投稿されたメッセージに対し、良し悪しの評価をする機能
- 返信定型文を使用する
- 投稿されたメッセージに返信する際に定型文を作成しておき、作成した定型文を挿入する機能
グループを一般公開しないで案件管理する場合は1,2,4番のみ設定すれば問題ないと思いますが、
3番は設定するとメッセージを送っていない方からも評価も得られますので、公開範囲に応じて設定を行うと良いと思います。
次回は、グループの管理権限についてご紹介します。
アイフラッグ社内サポート担当:KN
2013-07-03
アイフラッグ社内サポート担当のKNです。
前回に続きグループの権限設定を紹介します。
今回紹介する機能は、グループの運用に関わる重要な項目です。
一度は目を通していただき、設定に誤りがないか確認することをおすすめします。
グループの管理画面から
権限→管理権限の順にクリックします。
この画面で設定できる項目も多いため、重要な項目をピックアップしました。
(と言いましたが、ほとんど重要な項目です。)
- メンバーを追加
- この権限が付いているユーザーは、グループへメンバーを追加することができます。
- メンバーを変更
- この権限が付いているユーザーは、メンバーの管理(登録タイプ、メンバーシップ タイプ、投稿権限、退会、禁止)を行えます。
- タグやカテゴリを変更
- この権限が付いているユーザーは、投稿されたメッセージのカテゴリを追加、削除、変更できます。
- トピックを引き受け
- この権限が付いているユーザーは、投稿されたメッセージを引き受けたり、割り当てを解除することができます。
- トピックの割り当てを解除
- この権限が付いているユーザーは、他のユーザーへのトピックの割り当てを解除することができます。
- どのトピックにでもお気に入りの返信のマークを付ける
- この権限が付いているユーザーは、質問トピックへの返信に「ベスト アンサー」マークを付けたり外したりできます。
- どのトピックでもお気に入りの返信のマークを解除する
- この権限が付いているユーザーは、質問トピックへの返信に付いている [ベスト アンサー] のマークを外すことができます。
- すべての投稿を削除
- この権限が付いているユーザーは、個々のメッセージを削除することができます。
- トピックを削除
- この権限が付いているユーザーは、トピック全体を削除することができます。
今回ご紹介した中で、特にご注意いただきたいのは8,9番の項目です。
こちらは、投稿されたメッセージを削除することが出来てしまいますので、
本当に権限を付与して問題ないか確認いただく事をおすすめします。
次回は、グループのアクセス権限についてご紹介します。
アイフラッグ社内サポート担当:KN
2013-07-08
アイフラッグ社内サポート担当のKNです。
前回に続きグループの権限設定を紹介します。
今回紹介する機能は、グループのアクセス権限についてです。
こちらは、設定を誤ると見せたくない相手にもメールやメンバー情報が見えてしましますので、
設定内容にご注意ください。
グループの管理画面から
権限→アクセス権限の順にクリックします。
この画面で設定できる項目は下記になります。
- グループのオーナーに連絡する
- この権限が付いているユーザーは、グループの画面からオーナーに直接連絡ができます。
- トピックをフィルタ
- この権限が付いているユーザーは、トピックのフィルター機能を使うことが出来ます。
- メンバーを表示
- この権限が付いているユーザーは、グループのメンバーリストを表示することができます。
- メンバーのメールアドレスを表示
- この権限が付いているユーザーは、グループメンバーのメールアドレスを表示することができます。
- トピックを表示
- この権限が付いているユーザーは、グループのトピックを表示することができます。
この項目も必要に応じて設定いただく形になりますが、
3番は自分に割り当てられているメールや、完了したメール等様々な条件で
トピックの一覧をフィルタリングできますので、全メンバーに設定しておくと便利です。
また、5番はメンバー以外にトピックを見せたくない場合に設定してください。
アイフラッグ社内サポート担当:KN
2013-07-11